競売売却推移 埼玉県内の競売物件の売却状況を調べてみた 2009年夏以前と、秋以降では 売れ行きに明らかな差が出てきた 全体に売却率が高くなっている。 特に20,30㎞圏は9割以上の売却率、マンションに限定すると、ほぼ全てが売れている。 40㎞圏まではかなり良い状況だが、60,70㎞圏は売れ行きに波が大きい。 東京の資本が集まるのは40㎞圏まで、それ以上は地元資本が主体だからだろう。 買い増し率(落札額/売却基準価格)は2009年11月からほぼ横ばい。 買い増し率が1.3~1.4倍であることは、競売市場性修正が60%であることを勘案すると、地価公示価格の8割前後で入札していることになる。業者としては競売に伴うリスクとともに利益を確保しようとするから、公示価格水準から2割の幅があることは投資採算性からも理解できる水準である。 似ている記事はありません