カテゴリー別アーカイブ: ●書いた本、論文等

占有減価とは

競売物件の評価時に賃借権が付いた建物は、
占有の時期によって評価額が異なってくる。抵当権者に対抗できない賃借権であっても、民事執行法の改正以前であるのか、改正後であるのか、ややこしいことがある。そのため、早見表を作ってみた。
“賃借権の占有減価判断資料”sennyuugenka

 

競売実務の本

昨(2010)年6月東京霞ヶ関の弁護士会館で研修会の講師を担当した。

そのときの内容が本になった。

東京弁護士会の弁護士専門研修講座「不動産法の知識と実務」(ぎょうせい)のうち競売に関する鑑定実務を講演したもの。
9/29から店頭に並ぶらしい。

遺産分割

不動産鑑定士として20年以上たちました。
不動産に関する相談は多いのですが、遺産分割に関するものがその半数近くを占めます。
様々な案件をがあり、千差万別ですが調停事件の形式を借用して事件を整理してみました。

長男が財産を独占しようとしていて揉めたケース。
母親の扶養を約束したのに、放り出した長女のケース。いろいろです。
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自由国民社から発行しており、全国の書店で結構置いてあります。

鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ

後悔しない相続

2年前に出した本が縁で、問い合わせやら仕事の依頼が来ます。
最近は紀伊国屋にも置かれていないようですが、書店またはネットで注文すれば手に入ります。

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後悔しない相続

川越の近くの方なら、謙受堂本店(049-222-0226川越市連雀町13-8)に置いていただいてます。
店主が先輩なのです。お世話になってます。

鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ

J-REITによる利回り

首都圏のJ-REIT物件の分析を試みた

J-REITの分析(PDFファイル)j-reit(0604).pdf

取引の指標になる取引利回りを見ると、17年の取引は16年に比べ、都心5区は事務所5.6%が4.1%に低下、周辺都市も6.7%から5.7%に低下している。

住宅地の取引利回りはあまり変化がないのに対して、事務所ビルの利回りは大きく低下している。17年に利回りの低い物件の購入が相次いだことによるものであり、ファンドによる高値買収を裏付けるデータになった。このことがバブルであるのかは予断を許さないが、取引利回りが2%を切る取引はインカムゲインではなくキャピタルゲインを期待してのものと考えられる。ファンドが収益向上を図れないうちに金利が上昇するのであれば、その取引はバブルと言わざるを得ない。

鑑定評価は ㈲埼玉不動産鑑定所へ