古都のバス

元旦 比叡山から京都駅行きのバスに乗った。

しばらくするとバス停ではないのに、時々 道端に十数秒止まるのである。何故だろうと思っていたが、ふと気づいた。
狭い山道である。大型バスはゆっくりとしか走れない。後ろに乗用車がたまっていたのだ。
少し広くなったところで後続の車を前にやり過ごしていたのだ。

バスの所要時間にはさほど問題がない十数秒、ところが後続の乗用車には大変なストレスだろう。
「お先にどうぞ」「おおきに」
言葉には出さないが、ゆとりがあるからこそ、できること

観光の先進地、古都のバスは人にも優しいのだろうと思った
京都バスの運転手さんに拍手したい。

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