さいたま新都心に暗雲

埼玉県、さいたま市、都市再開発機構(UR)の3者が保有する
さいたま新都心第8-1A街区(2.4ha)に計画していた超高層ビルは白紙に戻ることになった(2010.7.3日経、朝日、埼玉)

3者と事業者(三菱地所、新日鉄都市開発、大栄不動産、鹿島建設)は、08年5月、基本協定を結び、
オフィス等を中心とした高さ186m(39階建て)の複合ビルを建設しようとしていた。しかし、「サッカープラザ」の白紙撤回を掲げた清水さいたま市長の当選,オフィス需要の低迷から事業規模縮小を主張する事業者と、事業を取り巻く環境が大きく変わった。

このまま進めた場合、大幅なオフィス床供給となる大宮地区の商業地は混迷を増すばかり、
三菱地所も早くから撤退の時機をうかがっていたようだ。

鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ