今は販売好調な中古マンションにも、いずれ建物の寿命がやってくる。
容積率に余裕があり、人気の高い地域にあるのならマンション建て替えに協力するデベロッパーが期待できるだろう。
しかし、建て替えが困難な物件、資金力のない老人ばかりの中古マンションは、打開策を検討することさえできずに、現状維持、すなわち朽廃への道をたどる。
やがて、スラム化するから、意識の高い人ほど早めに逃げていく。
何もしない人、何もできない人だけが所有者として残されてしまう。
そのとき、建物を取り壊すことさえできれば、更地にさえできれば不動産の処分の道は開けるのだ。
建物解体費用をプールしておくのは、賢明な方法だ。
「(有)埼玉不動産鑑定所」は日本でもっとも古い不動産鑑定会社です」
鑑定業者情報(国交省2015登録順)