建売住宅、バルコニーをなくして簡素化

2019年から2023年までの4年間に木造建築費は27%アップしたそうだ。
コスト増をそのまま建売総額に載せては、建売住宅の販売も難しい。
そこで大和ハウスはバルコニーをなくして50万円程度を減額した。

共稼ぎ世帯はもともと昼間、家にいないのだから、洗濯物は室外ではなく部屋干しが多い。
あまり使わないバルコニーよりも室内干し用のハンギングバーが重宝しているそうだ。

もう一つ平屋が増えているらしい。
もともと2階建てにするのは、狭い敷地の中で駐車場や庭を確保したい需要が多いから。
そもそも、敷地が十分広いのなら、平屋建てにした方が使いやすいし、建築費も安くなる。

郊外や地方都市の土地価格が低下した一方、
建築費が高騰したことが、広い土地確保が容易になり、次に平屋建て増をもたらしている。

建売簡素化、平屋(20250116日経)

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