所得格差は?

朝日新聞「民力」を見ると、
埼玉県内の各市とも平均所得が低下している
唯一、上昇している川島町は100以下から上昇しているのだから、それぞれの市はいずれも100(平均)に向かっていることになる。

所得格差の推移

これに対し、東京23区は一時下落したものの、93年からずっと上昇している。
この時期は都心回帰の時期にも一致する。
東京の土地価格に人気が集まり、やがて地価が上昇した。
そのときに都心に向かった人たちは、いずれも所得の高い人たちだったのだろう。
そう考えると、埼玉の平均所得が下がり、一方では東京23区の平均所得が上昇していることがうなずけるのである。