自粛は元気につながらない

東日本大震災の混乱が続く中、春祭り中止の案内が届いた

東京電力の計画停電により、鉄道が混乱している中、人々に集まれというのもむずかしいのだから、それも仕方がないかもしれない。
しかし、混乱が落ち着いたら、話は変わるのではないか

被災地の人が苦労しているのだから、我々も窮乏生活をしよう、祭りはやめようというのはどんなモノだろうか

今回の犠牲になった1万人以上の人々には心よりご冥福をお祈りしたい。
地震国、日本に住む以上、私たちがその立場になるかどうかは紙一重、私たちの身代わりになっていただいた、とも言えるのだから。
今、現在は喪に服すように、バカ騒ぎをしているのも憚れる。

ただし、いつまで桃に服して経済を不活発にしていくことで、被害者の霊は浮かばれるのだろうか

2007年3月に起きた石川県、能登半島地震、『被災地は大変だから観光旅行なんか行くべきでない』と輪島を訪れる観光客が激減してしまい、被災地の復興にはマイナスとなった。

被災地を応援するためには、被災をしなかった地域が元気を続け、その元気を被災地に届けなければならない。関東のほとんどは被災地とは言えないところ、関東が元気になるために、これまでと同じように活動し、経済を活発にしなければならない。
お祭りは自粛するのではなく、できるだけ電力を使わないようなお祭りを工夫することではないだろうか

みんなで喪に服しているだけでは誰も元気にならない
元気な人はより元気にならなければ、まわりに気は広がらない

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