3.11

「東日本大震災」と「東北関東大地震」、2つの言葉が使われている。

どうして? と思っていたら ラジオで解説をしていた
2011年3月11日午後2時46分、仙台の東方、太平洋の地下、東西100㎞、
南北600キロで起きた大地震の名前が『東北地方太平洋沖大地震』、その地震と余震によって起こされた災害が『東日本大震災』
地震はほぼ終わりつつあるが、震災はこれからも続く。

被災地の皆さんに、海外からも応援の声が届くのは暖かく、うれしい。
被災者にお見舞いを申し上げると共に、元気を出して欲しい。

被災地で黙々と行列をし、助け合っている人々に海外から賞賛するニュースが聞こえる。これに対して、被害のほとんどない関東地方にパンやガソリンの買い占め騒ぎが起きてしまった。400年前の町並みの小江戸川越ではガソリンスタンドに並ぶ車による大渋滞が起こってしまった。
何とも恥ずかしい、いや、心が冷えてしまうニュースでもあった。

今は、被災地を支援し、自分たちも自分がやるべき事をひとつずつやる時期であろう。
かといって、それは我慢をすることではない。経済は生き物、企業を元気にし、人が活発に動くようにするべきだ。
電車、高速道路、流通インフラがしっかりしなければ回復は遅れてしまう。
被災地以外の地域は被災地の分まで元気に動くべきなのである。
足らない電気は無駄を省くことから生み出すべきだ。
この機会に生活のスタイルも見直して良い。
なんだか、政府の予算と財政の話と似てきたようだ。

0NE for ALL  ALL for ONE
ラグビーチームの言葉は、今、日本国民みんなに関わる言葉になった。
みんなで慰め合うのではなく、それぞれがそれぞれのパートをキチンとこなして助け合うのだ。

この大震災の10年半前は何だったか

2001年9月11日
それは、アメリカを襲った同時多発テロの日
アメリカが泥沼の戦争に入ってしまったきっかけであったが、
今回の大震災、日本にとって、暗い未来の始まりであってはならない。

平成維新の始まりとして、これまでのしがらみ、慣例を打破していくべきだ。そのためには政府、官僚、財界トップも意識改革が必要だと思う。

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