大震災が来ると

首都直下地震が発生すると、道路は帰宅者であふれ、
475万人が満員電車のような混雑に巻き込まれるという試算が、政府から発表された(4/2読売) しかし、それだけだろうか。 東京23区の道路面積は995,000㎡(東京都建設局h19.4.1現在) これに対し、東京23区の昼間人口は11,284,699人(h17年国勢調査)

災害と共にみんなが道路に出てくると、1㎡当たり11.3人。上記政府発表の1㎡当たり6人は、東京から郊外の自宅に帰る人の分だけなのだ。満員電車どころではない、災害から逃れようとしても家から出られないことになるのだ。 もちろん、公園や学校などの公共空間に逃げ込む人もいるだろうが、大震災と共に、火事が至る所に発生すると、逃げまどう人が右往左往、道路は車どころか人も溢れかえるだろう。 小江戸川越の良いところは、地盤の安定した台地上に市街化区域が多いこと、109平方キロの市内には3分の2の調整区域があり、市街地の周辺には田、畑が広がっていることである。 川越にいる人は、災害にあっても、1㎞歩けば広々とした空地に出られるのである。 旧市内に公園は少ないが、ちょっと歩けば災害から逃れられる。 災害時に安心なマチ、川越をもっとPRしても良いだろう。

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