川越にホテル相次ぐ

東京オリンピックを目指して、東京都内はホテル建設計画が相次いでいる。
これまで東京に近すぎることからホテルが少なかった埼玉県も、インバウンドをはじめとする宿泊需給の逼迫から建設計画が具体化した。

川越周辺には、二つのホテルが建設される

川越駅西口の市有地に建てられるビルのキーテナントに東武ホテルが入る。

所 在 地 埼玉県川越市脇田本町8番2ほか
用 途 複合施設[行政施設、店舗、ホテル、事務所等]
敷地面積 8,519㎡(約2,577坪)
延床面積 30,510㎡(約9,229坪)
構造規模 鉄骨造11階建
着工予定 2018年7月
竣工予定 2020年3月

ホテル計画概要
運営会 社 株式会社東武ホテルマネジメント
客 室 数 168室
ホテル面積 5,304㎡(1,604坪)
構 造 ロビー:7階、客室:8~11階
開業予定 2020年春~夏(目標)
ホテル名 未定((仮称)東武ホテル川越駅西口駅前)

東口には丸広百貨店の子会社がスーパーホテルのノウハウを得てビジネスホテルが作られる。

敷地面積1100平方メートル
建築面積は395平方メートル
延べ床面積は2347平方メートル
地上9階、地下1階建て。

客室104室でシングルルームが中心
収容人員は109人
ホテル名は「ビジネスホテル川越」(仮称)

かつて、狭山工業団地などの企業関連の宿泊需要があり、平日も安定的な利用者がいたが、
ホンダの寄居工場への生産拠点移動や交通、ネット環境の整備により、宿泊者は減っていた。
土日は依然満室状態であるが、ウイークデイの顧客確保が厳しくなりそうだ。

鑑定評価は、埼玉不動産鑑定所へ