令和6(2024)年1月1日の価格を示す地価公示価格が発表された。
埼玉県内の地価公示地点は、
住宅地+2.0%「3年連続上昇」
商業地+2.4%「3年連続上昇」
工業地+3.2%「11年連続上昇」
これまで地価上昇の波が及んでいなかった県北地点も上昇地点が増加している。
全国的に注目される上昇地域は、
令和5年8月に、宇都宮駅と芳賀・高根沢工業団地を結ぶ「宇都宮芳賀ライトレール」が開業し、交通利便性が格段に向上した。
大阪市道頓堀地区では、令和4年10月の入国制限の緩和以降、観光客が大幅に回復し、賑わいを取り戻したことから、地価は大幅な回復。
熊本県菊陽町や大津町、合志市では、令和3年11月に台湾の大手半導体メーカー(TSMC)が菊陽町への工場建設を発表して以降、関連企業も含めた従業員向けの住宅のほか、事務所や店舗、ホテル等の多岐にわたる需要が旺盛となっており、住宅地・商業地・工業地ともに地価は高い上昇
埼玉県の地価調査概要はこちら
埼玉県西部地区の最近の地価動向はこちら