新型コロナにより個人消費11兆円が消えたまま

日経新聞によると、2021年4-6月期の実質GDPは539兆円。
19年10-12月期(547兆円)と比べて8兆円低いまま。
アメリカニューヨークダウが最高値を示しているのに対して、日本の経済に明るさがない。
昨年12月から精力的にワクチン接種に乗り出したアメリカに対して、日本は2月までワクチン確保ができなかった。その遅れは未だに取り戻せない。
GDPが快復しないのは、全体の6割を占める個人消費が11兆円もへこんだままでいることだ。
旅行はもちろん、家族で買い物や食事も自粛を政府が推奨しているこの国では、国民がお金を使うのはネット商品やスマフォの宅配なのだ。
ネット難民の老人世帯はじっとテレビを見ているだけだ。

いつまで続くのか、明日の夢を感じられない社会では閉塞感だけが広がっている。
これでは住宅購入を考える家庭はごく一部になるのも当然なのだろう。

gdpコロナ前まで快復にはなお問い(日経20180716)