政のリストラ

夕張市の状況は厳しい そこに住む市民の苦労はこれからますます多くなるだろう。
辞めていく市職員を始め、元気で働ける人は真っ先に他市へ向かうのだろう。沈没寸前の船からネズミも逃げ出すように。 しかし、どこにも行けない老人だけは夕張に残るしかない。 この厳しい状況を生み出した張本人はとうの昔にいなくなったか、知らんぷりをしているのだろう。

夕張の状況は夕張だけのことではない。すでに国は同じ状況になっているし、ほとんどの市町村も明日は我が身になりかねない。 バブル崩壊後民間は血のにじむ苦労をしてきた。働くところを失った人は数多い。しかし、市町村の場合市職員の補充をなくしても、議員の定数を減らすのはごく稀なことだ。 提案したい。 議員定数は現在の法定定数は上限の定数とすべきである。そして現在の定数の半分を標準定数とするのだ。 標準定数を増加するときには議会の承認により4年間だけ増加することができるようにする。議会の議決がなければ自動的に標準定数を採用する。 議会で定数増を可決したときは、次の選挙に限って増加できることとするのだ。 議員が多い方が市民の意見をより多く採り上げられると考える市町村なら、議員報酬を半分にすれば他市と比べて同じ議会予算とすることもできよう。 限られた議員が一所懸命働くか、報酬は安くても一杯居る議員がそれぞれ働くか、市民はそれぞれ考えればよい。市によって事情が違うから色々議論をすることは良いことである。議会が定数増を市民に説明しなければならない。 そうすれば、定数増を必要とする具体的な理由をよく検討しなければならないから、市民も議会傍聴をしてお手盛りの議決ができないように見守ることができる。 議員定数は現在の定数の半分を標準定数とすべきである。
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