最近の地価動向(2009年3月)

2009年3月24日 平成21年地価公示価格が発表になった。

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2年間プラスであったのが再びマイナスへ

東京中心の地価バブルがサブプライム、リーマンショックによって大きく弾けた。
埼玉の場合には、県南にファンドバブルが及び始めたところで弾けたから、東京や名古屋ほどの劇的な変化とは言えないが、不況になると地方も東京もない。景気悪化の影響は東京よりも深刻になりやすい。調整区域内の住宅開発を緩和した市町村は、供給過剰感が強く、住宅は売れない。

さらに、4月からは固定資産税の評価替え、縦覧が始まる。
昨年1月1日の価格を基準としているから、価格は下がる前である。
地価公示は下がり、景気も悪化しているのだが、タイムラグのある固定資産税は前回よりも上がってしまう。
納税者にはなかなか理解してもらいにくいが、制度上タイムラグは仕方がないことなのである。鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ