平成29年の地価公示が発表になり、全国の全用途平均がプラスに転じた。下げ止まったという生地もある。
しかし、全国的に見ると、かなりまだら模様だ。
三大都市の外、札仙広福(札幌、仙台、広島、福岡)の商業地が上昇しているものの、多くの都市の郊外部はマイナスが続いている。
バブル期は東京から始まり、全国に上昇地点が広がった。
ファンド系のミニバブル(平成19年頃)は、東京23区と三大都市圏の中心商業地だけ上昇した。
今回の上昇は、流通拠点人気と、新駅など便利なところに集中しているようだ。
これまでのように、周辺部に広がる可能性は低い、と言える。