遺産分割事件は長くない。

調停に持ち込まれるような遺産分割事件はどろどろしてしまい、何年も相続地獄が続く、という話は昔の話。

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かつては長いものと思われてきた遺産分割事件。実は6ヶ月以内に解決するものが3分の1,1年以内に約7割が解決している。

調停事件の進め方について、裁判所は民事裁判と同様に争点を整理して当事者の証拠資料提出を促した。その結果、順番に争点が整理されてくるから、主張が蒸し返されて空転、という自体が無くなった。
また、問題点が明らかになっても当事者の意向が対立している場合、調停を長引かせず審判移行をほのめかす。当事者に先延ばしをさせない工夫もされているのだ。

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