所沢駅前

所沢の商業地で2つの話題を聞いた。

一つは丸井所沢店の閉店である。http://www.0101.co.jp/stores/guide/store180.html
川越店の閉店→子会社のファンションビル化のニュースは昨年夏のこと。

所沢店は丸井の単独所有でないから、地権者それぞれの思惑もあるのだろう。どうなるのだろうか。

もう一つは丸井点の前、プロペ通りで坪1200万円の取引があったらしい。バブル期の取引といっても良い高値取引である。これまでの常識からすれば3倍近い。

大型消費店の待ちの姿勢は収益を生みにくい
隙間を縫うように、短期的な収益物件で数億から十億円程度の物件を私的なファンドが買っているらしい。

これから、東京の過熱状況が埼玉県にも現れていくのか、一時のあだ花、ババ抜きゲームになってしまうのか
いずれにしても、どこでも高値で売れるのではなく、建物を含めた複合不動産の収益性がどうなのか、利回りが数%であれば買いというような優良物件には人気が集中するのだろう。

今後の不動産市場は、どれが有望か、それとも見かけ倒しなのか
テナントの将来まで含めて、不動産を見極める目と情報力の時代になってきた。

鑑定士はうかうかしていられない。

鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ