手形返還

6月初めに案内をした手形返還プロジェクト。
川越駅西口に20年前に設置した1715の手形(市制百周年までの個人タイムカプセル)を作った子供たちに返そうというもの。住所氏名が分かっている人、約1500名に書類を送った。7月15日まで登録期間を設定した。そのため、この2ヶ月間は、手形に関することでてんてこ舞い。ホームページ更新もすっかりサボってしまった。

8月18日現在、519人から登録があった。そのうち手形位置が分かり、返還を希望する人が309人。ダブりの手形もあるため、290前後の手形が返還可能となりそうだ。
9月3日(土)4日(日)川越駅西口噴水広場にそれぞれの手形の位置毎に指定した時間に来てもらい、手形を受け取る。当時、小学6年生だった子どもたちが書いた手紙等と、20年ぶりのご対面。
そこには、どんなことが書いてあるのだろうか

参加者1872人(一つの手形を複数の人が作製しているから手形の数とは合わない),郵便が届いた人は1139人、登録してくれた人の中で、「要らない、処分しても良い」という人はたったの18人。
ほとんどの人は「返して欲しい、中の手紙等だけでも手にしたい」、と言ってきた。
今回、3割近い人が登録してくれた。残り7割の人には、ひょっとすると今回の手形返還のことが伝わっていないのかもしれない。読売新聞や朝日新聞に一回ずつ載っただけでは80人くらいしか反応がなかった。

9/5以降は川越駅西口のまちづくり推進室が主役になる。手形をどのように保管し、子どもたちに返していただけるのか、できるだけ暖かい対応をしてもらいたいものだ。

子どもたちにふるさと意識を高めてもらうために、当時の教育委員会も一緒になって行った事業だから、ふるさと川越を大好きになってもらえるようなきっかけとなってもらいたい。