祝 退院

連日の大震災報道に気持ちも暗くなってしまうが、
嬉しいニュースも飛び込んできた。
昨年11月、突然、急性白血病が見つかり、入院加療していた埼玉県の不動産鑑定士仲間が、今週末退院できることになった、という。

彼の急性白血病の治療には、骨髄移植しかなかった。白血球の血液型であるHLA型が違うと骨髄移植もできないが、彼の場合弟さんのHLA型が一致してくれた。2月に行われた骨髄移植、無菌室に閉じ込められて、彼に対しこちらから連絡もできなかった。

昨日の電話では、骨髄移植後、理想的なくらいに拒絶反応も副作用も無かったようだ。
今週末退院後は、自宅でリハビリしながら通院、少しずつ現場復帰できるらしい。

再発の可能性もないわけではないらしい。
ベッドでの生活は足が弱る。現場を歩かなければならない鑑定士にとって、体力がなければつとまらない。リハビリを続け、少しずつ現場復帰して欲しい。彼はまだ50歳代。
人生これからの時の白血病。昨年暮れには先が見えず、不安が顔に出ていた彼だが、今回の電話には明るい声が聞こえてきた。

良かった。私にも元気をもらった気がしてきた。

鑑定評価は(有)埼玉不動産鑑定所へ