スペシャルオリンピックス

細川佳代子さんの記事を読んだ

細川元首相の奥さんだ。

93年からスペシャルオリンピックス世界大会を推進されている。

そのきっかけとして次の牧師さんの言葉があったらしい。
「どんなに医学が進歩しても、人口の2%前後は知的障碍のある子供が生まれてくる。それは、その子の周りの人たちに、優しさとか、思いやりという一番大事な心を教えてくれるために、神様が与えてくれた贈り物なのだ。ただし、その子たちは可能性をたくさん秘めて生まれてくるのに、自分だけでは能力を発揮することができない。周りの人が何もせずただ保護したり、世間に隠して育てたりしたら、彼らは可能性を伸ばすこともなく、寂しい人生を送ることになる。」

(細川)障碍児を見て、同情しつつも無意識に偏見の目で見たりしていた。「自分の子供さえ良ければいい」という自己中心的な考えをもつ傲慢な人間になっていたことに気づいた。
健常者同士の競争の世界では、勝てば威張り見下し、負ければ恨んだり妬んだりするのが悲しい現実です。でも知的障碍のある人は根っから純粋で、誠実で努力家です。彼らは能力が生かせる職場に出合えれば、誰よりもがんばって働いてくれる。そして何よりも周囲の人が心優しくなるのです。

私も子供を持つまでは、自分中心の考えでした
子供ができ、PTAに関わるようになって、近所の子供にも目がいくようになりました。その頃から親にならせてもらいだしたのです。

「障碍のある人は、私の子供の代わりに障碍者になってくれたのです。申し訳ない、ありがたいことなのですから、みんなで温かく見守りたい」
そんな記事も見ました。

「心が温まる」というのは、人が人であるから、と思う記事でした。

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